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理事長のよい加減の躾術

このページはAERA babyの10月号を園長が編集したものです。

新着 おむつの外し方!

焦りは禁物・根気よく と言うが・・・
おむつは 母親がはずそうとしないと はずれないものです!
機能の優れたおむつは携帯便器である!と言っているひともいます。(なるほどな)
ベネッセが全国の母親380人に聞きました。
トイレット・トレーニングをはじめたのは 7月が一番多く22%
子どもが2歳半になる前にはじめたのは約半数でした。
そんな訳で おむつの外し方
① おしっこ・うんちを認識させる→おむつ交換の時に「おしっこでたから換えようね」と言う
→絵本もあるので見せる       
   →おしっこ・うんちはトイレでするものと語る
② 時間を見計らって 子どもをトイレやおまるに座らせる。
  そこででなければ2~3分で切り上げる。運よくでれば褒める
③ 起床後や就寝前など 子どもの生活リズムに合わせ トイレ・おまるに誘う回数を増やす
④ 子どもの様子を見て普通のパンツに換える。上手くいけば尿意を教えるようになる
 
トイレを嫌がったりおまるをおもちゃにするような場合は、思い切ってトレーニングを中止するもあり!
ここで、焦ったりしないこと。完了までの時間は個人差あり。叱らず、根気よく褒めるのみ
 

しつけは誰の為にするの? あなたの為ではありません!

○ 良くしつけされた子どもは、将来 周りの人から愛され、人と関わる術を身に付けます。
× ママが良く見られるために、しつけするのではありません。
× ママが家事の手間を省きたくて、しつけするのではありません。

しつけは何歳からするの?

○ 0歳児、1歳児、2歳児までは叱る効果はない。
× しつけは早ければ早い方が良い

可愛がっていれば大丈夫です

可愛がって信頼を得ている親子関係なら叱っても大丈夫です。叱る時は真剣に、その場面で、その行為だけを、そして短くがいいと思います。3歳を過ぎれば叱る理由も話してあげるようにしましょう。また3歳児以上は皆の前で叱られる事に抵抗がある場合もあります。ちょっと場所をかえるなどの配慮もしましょう。

しつけについて悩む事 ベスト6 とその対策

1感情的になってしまう。       子どもと対等にならないことです。
                                      あなたは人生の先輩です
2何度言っても同じ事をする。     忘れるのが子どもです。育児は繰り返し
 
3どこまで厳しくしていいかわからない 物事ほどほど、厳しいのはきかないと思え
 
4叱りかたが分からない        このページで学んで下さい。
                                      そしていろいろトライしましょう
5どこまで許していいかわからない   年齢との関係が大切ですね。
                                      他のお母さんと話し合うのも良ですね
6夫や祖父母と方針が違う       多様な考えを知るには良いと思う。
                   ただし配偶者とは話し合うことをしてみよう

では2歳までにすることは?

親が手本を見せることがこの時期のしつけです。親の常識が子どもの常識となります
 
挨拶 おはよう。おやすみ。ありがとう。を毎日家庭で言う
   赤ちゃんにも 毎日挨拶する
   外で会う、知り合いにも 毎日挨拶する
   公共の場で子どもが泣いたら すみません と謝る
食事 子どもとおいしそうに一緒に食べる
   いただきます。ごちそうさま。を言って食べる
   おいしいと思って食べる
   ありがたいと思って食べる
風呂 スキンシップし体を洗う
   親も気持ちいいと思って入る
 
   

叱る必要のない環境を

2歳までは叱っても無駄です。叱らずにすむ環境にしましょう!
  子育て中、部屋を綺麗には諦める
  水遊びは風呂場でさせればよい
  落書きは広告の紙を用意する。
  ティッシュは時には玩具と思う
  遊びの広場やスワックを利用する
  自分以外のママのやり方を見る
要は発想の転換と諦めです!

公共の場で子どもがぐずった時は

○周りが迷惑することを知らせる。
○親も小さな声で話す
○その場から立ち去る、乗り物を降りる。など実行し、ここならいいよと伝える。
○こうした場合の為に気に入った玩具・本などを携帯する
×怒鳴る
×はたく

子供同士の物の取り合いの時は

すぐに手を出さないで見守るが
取った子には
○これが欲しかったの と気持ちを代弁する
○この子も欲しいんだって と相手の気持ちも伝える
○かして と言ってみようか。もう少し待とうね とやり方を教える
取られた子には
○この子もこれが欲しかった と気持ちを伝える
 

危ないことした時は

○危険な時は毅然とした態度で「やめなさい!!!」
○危険な場所では抱き上げる
○危険な物は取り上げる
○根気強く、いつもする。

2歳を過ぎたらどうするの?

表情や声に 感情をこめて 短く 伝える!
叱る時  ○その場で   ×後で
     ○真剣な顔で  ×笑いながら ×いつもと変わらぬ顔で 
     ○やったことを ×性格や人格を(お前はいつもそうなんだから・・・)
     ○短く     ×理屈ぽく
     ○理解ができるようになったら(3歳すぎれば) 理由も理解できるので話す
     
褒める時 ○素直に、うれしさ、ありがたさ、大きくなってよかったを言葉に出して褒める
     ×何か買ってやる
     ×これからも、そうさせようとする下心ありあり、おだて心で褒める

食事のしつけは

0,1,2歳児は毎日の繰りかえりで習慣をつくる。
○食事の時間、場所を決めておく。
○「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をする。
○親も一緒においしそうに食べる
○食事の前の手洗いを必ずする
○テレビなど気の散るものはのける
○食事中に食べ物を触るのはこの時期あることです。
 
3歳児以降は食事の経験や幅を広げる
○スプーンや箸の機会も与える
○いろんな場所、いろんな人、いろんなものを食べてみる機会をもつ
○ごはんが食べられる感謝の気持ちをみんなで持つようにする
○食事の途中で食べないで遊び始めた時は「ごちそうさま」とみなし、かたずける。
  現代の子は一食くらい抜いても生きてられます。この場合、親の強い意志を見せます
  食事をだらだらとる習慣が付いてしまうことが 本当の「かわいそう」な事だと思いましょう!
×いつまでもかたずけないでおく。時間をかけてだらだらと食べることを黙認する。
 
 
 

 子どもを早く寝せる為に親がすること

夜更かしの子どもは成長ホルモンが分泌されずに脳や体の発育に影響する!なんて言われれば早く寝せたいと思うのが親心です。現に夜更かしの子に保育者が園生活の中で気になる子が多いという報告もありあます。
では早寝させる為にすることを教えます。
1、朝、早く起こす       寝させるより起こすほうが簡単です。
2、昼間十分に外で体を動かす  幼稚園にお任せ下さい。未就園児はスワック・遊びの広場にお出で下さい
3、昼寝は30分以内 で    長い昼寝は問題です  保育園は昼寝させすぎ という報告もあり
4、夕食は19時までに     夜食は禁物です
5、お風呂はぬるめ にする   熱いお風呂では興奮してしまいます
6、睡眠儀式をつくろう     パジャマに着替える、歯磨きする、おやすみを言う、絵本を読む、
                決められた音楽を流す 
7、寝た後も部屋は暗くする        
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