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2020年度バックナンバー

10月24日「仲間との絆が勝利のカギ!~足利・名草巨石群~」

10月の活動は足利市の名草にある厳島神社・イワナパーク近隣で活動を行いました。現地に着いた子どもたちに手渡されたのは、一枚の宝の地図。なぞなぞが書かれた紙をもとに、子どもたちはグループに分かれて、力を合わせながら答えを求めて探検へ出発しました。
グループは年長・小学生・ジュニスタ混合のものを組みました。リーダーを決め、リーダーは自分より小さい子たちを引率して。小学生は年長を助けながら。年長は小学生の力を借りながら。“チームワークってどんなのだろう?”と考えながら活動した一日になったかと思います。同じ学年の繋がりは日常でよくとっているかと思いますが、NSC+では多学年との繋がり…「縦の繋がり」というのを大切にしています。小学生は自分より小さな子を、年長は自分より大きな子を、意識しながら活動できたらいいなと思っています。
問題を解けた子だけにわかる、秘密の合言葉をスタッフに告げ、晴れてゴール!その合言葉とは…“トリック・オア・トリート”!ご褒美に、ハロウィンのお菓子をもらうことができたでしょうか??長い坂道は決して楽ではありませんでした。子どもたちは「疲れた」「まだ?」なんて言葉を一つも言わず、よく頑張りました!
最後にイワナを自分で釣り、焼いてもらっておやつに食べました。外で食べるお魚は格別で、子どもたちはペロリと食べてしまいました。実は頭まで残さず食べられるほど、骨が柔らかいそうですよ。
 
次回は化石発掘!現在は、埼玉の小鹿野での活動を予定しております。普段ではなかなか見つけることができない化石を手に入れるよ転び、岩を割って化石と模様が出てくる面白さを味わってもらえたらいいなと思っています。ぜひご参加ください!

9月6日(日)希望と願いをこめて…~ミサンガ作り~

今日はミサンガ作りを行いました。ミサンガとは南米地方の方で願掛けのアクセサリーとして編まれたのが発祥となり、徐々に形が変わって、日本に伝わってきました。赤は「勝負強さ・勇気」、オレンジは「希望」、緑は「癒し」など色によって意味があり、身に着ける箇所によっても意味が変わります。そんな奥が深いミサンガですが、一番の魅力は編み方です。今日は三色六本で編む、簡単なミサンガを行いました。一度説明しただけでは分かりにくい編み方…子どもたちも始めこそは「できなーい!」と諦めかける姿も見られましたが、スタッフが一緒に手を添える形で教えてあげると……やり方を覚えただけですいすい編めるように!子どもの柔軟性が際立つ活動となりました。
少しずつスタッフの手を求める声が少なくなってくると、子どもたちは夢中になって編む姿が見られました。「休憩しながらでいいんだよ~」とたっぷりある時間を有意義に使えるよう声をかけても、「まだやる!」と返ってくる声。集中というよりも没頭しているようでした。こういった勉強は習い事ではなく、没頭できる好きなことが増えていくというのは、大人になって素晴らしい経験に繋がると思います。できない!で終わらすのではなく、なんでも挑戦!の姿勢を大切にしていきたいと、NSC+では思っています。
多い子で6~7本ほど編んだお友達も。しかし重要なのは数もそうですが、いかに丁寧に編んだかです。よく目を凝らすと一巡ずつ丁寧に子どもたちが編んだのがよくわかります。
今日は集中力をめいいっぱいに使い、慣れない細かい作業をしました。少し雨に降られてしまいましたが、短い時間、近くの公園でストレス発散!体も動かせて、充実した一日を送ることができたのではないかと思います。

8月23日 息を合わせてオールを漕げ!~ラフティング体験 feat.カッパCLUB~

この日、みなかみ市の天気予報では晴れ時々雷雨と出ていましたが、日ごろNSC+の子どもたちの行いがいい事もあり、太陽がさんさんと輝く晴れ模様の中の活動となりました。
その日、みなかみ市の利根川ではダムの放流が行われ、水量が増した、やや激流の中でのラフティングが楽しめました。最高のコンディションでのラフティングに子どもたちの表情も輝く笑顔に!
 
ラフティングは主に2チームに分かれて行いました。小学生と年長です。小学生は一人1本のオールを持ち、激しい川をみんなで息を合わせながら漕いで下りました。大人も「おお~!」と叫んでしまうような激しい川下りでしたが、子どもたちはキャッキャッと笑って楽しんでいましたよ!流れの弱い所では岩から川に飛び込むアグレッシブな遊びも楽しみました。深くて足がつかない川でもカッパクラブのスタッフがロープを投げ、川に背を向ける形で引っ張ってもらうので安全!子どもたちも不安なく思い切って遊ぶことができました。年長は主に流れの弱い所で船に乗って、大人に漕いでもらいながら、川を上っていきました。時折オールを持って漕いでみたりもして、子どもたちは「疲れたから、交換して~!」なんて子ども間で会話をする姿も見られましたよ。小学生同様、年長も低い岩から川への飛び込みも楽しみました!中には「怖い…」と言うお友だちもいましたが、スタッフと手を繋いで一緒に飛び込んだり、お尻を付けてゆっくり降りる形で水に浸かってみたりなど、その子なりの楽しみ方を探りながら川遊びを楽しみました!
 
一日通した楽しい活動を行いましたが、そんな中で、カッパクラブでの返事のサインがありました。アウトドアでは姿は見えても声が届きにくいことがあります。そんな中でカッパクラブのスタッフは、ボディーランゲージでサインを送り合い、コミュニケーションを取るそうです。みんなは主に「OK~!」と返事をする片腕を大きく広げ、頭につける丸のポーズ。と、川で助けて欲しい時に使う、両手を大きく振る「SOS」のサインでした。SOSのサインを使うことはありませんでしたが、みんなはカッパCLUBさんに「わかったかな~?」と聞かれると、「OK~!」とサインを送って返事をしていました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、カッパCLUBさんの方で貸し切り状態。他のお客さんとの接触がないよう計らっていただいたおかげで、最大限の感染防止ができたのではないかと思います。
この状況ですが、様々な策をとり、安全に楽しく、活動を行うことができました。子ども達からも「たのしかった!」「また行きたい!」との声が聞こえています。次回は冬季にカッパCLUBさんでのコラボ企画を考えておりますので、ぜひご参加ください!
 
大きな川でなければなかなか体験することのできないラフティング体験。貴重な経験として、子どもたちの記憶に色濃く残ったのではないかと思います。NSC+では子ども達が大人になった時、「子どもの頃、こういうことしたな」「これしたことがあるぞ!」といった経験の記憶が残せる体験を、これからも企画していきたいと思っています。ぜひ後期の計画をお楽しみに!

7月4日 夜を照らせ!未来を照らせ!~ランタン作り~

今日は身近な物を使ってランタン作り!材料は家庭でも出る、フルーツやコーンの空き缶のみ!夏の涼しい夜を明るく、楽しく照らしてくれるランタンをみんなで作りました。子どもに金槌と釘は危ない……と思われるのが世間一般ですが、NSC+はそうではありません!「危ないからこそどうする?」「危なくないようにこうしてみよう!」と考えるのがNSC+!大人と金槌と釘の正しい使い方・危うさを共に学びながら、どうしたらいいのかを考えていきました。
釘というのはまっすぐ下の力を与えなければ刺すことができません。大人でも意外と難しい技ですが、子どもたちは丁寧に金槌を扱い、ゆっくり慎重に打つことでまっすぐ刺すことができていました!ベコベコと缶が歪んでしまっているのは、その証拠です!
また重い金槌を振りながら缶を支える…というのは子どもにとって至難の技。そんな時、助けの手を差し伸べるのが上級生たちです。今回は大人に言われるわけでなく、お兄さんお姉さんたちが自ら進んで小さい子へ手を貸す姿が見られました!「おれできるよ!」「おさえてあげるね」という、やさしい声が聞こえ、少しずつ仲間の絆の芽生えを感じさせてくれました。こういった姿を大切に、伸ばしていきたいNSC+です。
ぜひご家庭で中にろうそくや小型のランプを入れて、夏の夜を楽しく過ごしてくださいね。入口の返しがとがっているので、保護者の方が準備・点火をしてあげてください。
 
※7月末に予定しておりました「海キャンプ」ですが、新型コロナウイルスの感染の声が大きくなってきたことから、泊りがけの活動は中止とさせていただきます。毎年恒例の「地曳網」は7月24日(金)に予定しておりますので、ぜひお子様だけでなく、ご家族・ご友人を誘って参加してくださいね♪

6月20日 海なし県人、海と友に!生き物博士になろう!~磯遊び~

今回は【海なし県人、海と友に!生き物博士になろう!~磯遊び~】ということで、バス2台で茨城県ひたちなか市の平磯海岸へ行ってきました!天気に恵まれ、快晴の中、子どもたちはたっぷり海で遊んできました☆
 
まず子どもたちには海はとても楽しい所だけど、危ない所でもあることを伝えました。潮の押し引きはとても力強く、大人でも負けてしまうこと。どこまでも続いていて、どこへ行ってしまうのか分からないこと。プールと違ってとても深いこと。子どもたちはよくお話を聞いて、ライフジャケットの必要性を学んだと思います。
 
ライフジャケットをしっかり身に着け、いざ海へ!あえてスタッフは探索の手助けはしません!「これなんだ?」「こんなところにいた!」という不思議に思う気持ち・探検する楽しさ・発見する面白さを大切に活動していきました。
子どもたちは手網を片手に水底や岩陰を覗き、いろんな生き物を見つけました。アメフラシ・イトマキヒトデ・カニ・ヤドカリ、今回はなんと数種のお魚まで発見できました。
タライ・虫かごを用意すると子どもたちはそこに、見つけたたくさんの生き物を集め、上・下・横からといろんな角度から観察していて海の生き物を不思議がっていました。特にアメフラシが驚くと出す紫の汁に興味津々で、それを見たいがためにアメフラシをつついてみる子どもの姿も…。
お昼を食べると満潮を迎え、あっという間に岩の影が消え、見渡す限りの海面に!「水がいっぱーい!」なんて声も聞こえましたが、それでも探索は続きます。少しずつ見つかりにくくなっていき、磯に住む生き物は満潮を迎えると隠れてしまうというのも学ぶことができました!
海とさよならする前に、海ならではのレクリエーション“ビーチフラッグ”を学年ごとに分かれて楽しみました。大人が本気で遊ぶと、子どもたちも本気で遊びます。簡単なルールで、年齢関係なくみんなで楽しめます!「楽しかったー!」「取れなかった!」などいろんな声が聞こえましたが、その表情は明るい笑顔!またみんなでやろうね!
 
次回は7月後半に予定している海キャンプに、また夏の夜に使える、【ランタン作り】です!夜を楽しく照らすオリジナルランタン作りをお楽しみに☆

6月7日令和2年度が始まるよ!集まれ、NSC+の友!~オープニング~

今日からいよいよ令和2年度のNSC+がスタートしました!この状況下でもご参加いただき、ありがとうございます。子どもたちの元気な姿、活気あふれる笑顔を見ることができ、スタッフ一同とても嬉しく思います!
 
今日は渡良瀬遊水地での活動を行いました。渡良瀬遊水地は広々とした子ども広場やサイクリングロードが主な遊び場となっていますが、今日子どもたちが歩いたのは中央エントランスから貯水池を横断する道を歩き、子ども広場までの道のりを「探検カード」を用いて探検しながら歩きました。
 
ふわふわのわたげのような草、ピンクの花、おいしそうな木の実、子どもの顔より大きな葉っぱ。など、変わり映えの少ない道のりの中、子どもたちは周りの景色をよく観察し、お友達と協力しながら見つけ出すことができました。
 
今日一日強い日差しが続き、子どもたちにかかる負担が大きいものとなりましたが、冷たい飲み物を飲んだり、塩分ラムネを食べるなどをして熱中症対策を行いました。「暑い~」などの声も聞こえましたが、約3Mもある道のりを子どもたちはとてもよく頑張り、歩ききることができました!
 
涼しい日陰で美味しいお弁当を食べてからは、たっぷり自由時間を過ごし、好きなように過ごして楽しみました。たくさん歩いても、子どもはパワフルそのもの!鬼ごっこ、だるまさんがころんだ、ドロケイなど学年にかかわらずたくさんのお友達を交えて遊ぶ子。木陰でまったりお友達とおしゃべりしながらお菓子を食べる子。東屋で遊ぶ子。自由な時間をのびのびと過ごしました。
 
そして帰る前は、みんなで魔王によるジェスチャーゲームをして楽しみました。スタッフがジェスチャーをして子どもたちに出題、学年ごとのチームに分かれた子どもたちがそれを見て答える……という簡単なゲームを楽しみました。今回はジュニスタも出題!恥ずかしがりながらも懸命にジェスチャーをしてくれて、ありがとうジュニスタ!
 
最後にみんなとの楽しい時間を過ごし、今日一日の活動を終えた子どもたちの表情は晴れ晴れとしているように感じました。歩き切った達成感や、日ごろ味わえないのびのびした遊びの時間を過ごしたことでいい気分転換になったのではないかと思います。これからも子どもたちに楽しい時間、そして心の寄りどころとなれる活動を行っていきたいと思いますのでお楽しみに!
 
次はNSC恒例行事、平磯海岸での「磯遊び」です!内陸地で生きる我々栃木県民ではなかなか行けない海での活動です。海という場所を知り、海岸にいる生き物を探したり、観察して親しんでみたり。一日を海辺で過ごし、のんびり過ごしたいと思います。お楽しみに!
 
なお、いまだ感染の声が聞こえますが、引き続きスタッフ一同気を引き締め、念入りに感染防止策をとっていきたいと思います。今度は遠出となりますので、感染予防に尽力させていただきます。
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