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呑竜のこだわり

こだわり1 大きなものをみんなで作る


呑竜幼稚園は造形活動の盛んな園ですが、とくに大きなものをみんなで作ることは大事にしています。大きなものを作ったときの達成感は大切なことです。やったね!僕たちがつくったんだよ。子ども達は自信にあふれて語ってくれます。それとみんなの協同作業も大切です。自分の意見を言う、他者の話を聞く。時には意見が通らないときもある。友達の得意なところを知る。協同作業の中にはそんなことが一杯含まれるからです。年長児はグループでこんなに個性豊かなお父さんを父の日の頃につくります。

こだわり2 ガーデン・・


 幼稚園とはドイツ語でキンダー・ガルテンといいます。ガルテンとは英語のガーデンですから訳して幼児の庭 だから幼稚園なのです。ガー デンはグランドとは違います。段差があったり、花壇があったり、曲がりくねった小道があったりするのです。広い園庭もよいものですが 小さなお庭には子どもを癒す力や育てる力があるものです。いろいろな知識も取り入れて、四季折々のお花に満ち溢れた園 の庭にこだわっています。

こだわり3 樹木・・


大きな木はどっしりとこどもたちを見守ってくれています。花の咲く木はいつも気持ちを明るくしてくれます。どんぐりの木は子どもに玩具 を提供します。新緑の葉は穏やかな心を保ちます。だから幼稚園には様々な樹木が必要なのです。たくさんの大きな木々はこどもの心をそだてるために必要だと 呑竜幼稚園は考えます。

こだわり4 パーソナル・・


教育は ひとりひとりを大切にすることが大事です。呑竜の卒園式の日に渡される写真はプリントアウトしたのもが 1年間でおよそ100 枚以上。3年間在籍の子なら300枚を超えます。ママとパパの知らない、その子だけの成長を振りかえる幼稚園でのスナップ写真です。先生は3年間大事に手 元に置き、晴の日にまとめてお渡しします。園長先生からは 名前の文字が入った色紙のプレゼント。当然名前が違うから、その語句も違います。世界に一つの 大事な名前の意味を伝えます。

こだわり5 絵本・・


園の2階の絵本室には3500冊の内外の絵本があります。常に新刊や新着絵本の補充が行われその数は増えていっています。古くからの定番絵本から、新作 まで。また大型絵本や図鑑に紙芝居も豊富にそろえてあります。絵本は「あいうえお順」に整理されており、絵本の名前がわかればすぐに見つけ出せます。ま た、メインテナンスはお母さん達が定期的にしてくださり、カバーかけや修繕もボランティアで行ってくれています。こうした作業は、お母さん達の絵本の知識 にもつながっています。年中さんから貸し出しが行われ、未就園のスワック組の親子も借りていって利用しています。
田村耕一先生初期の陶板。

こだわり6 焼き物・・

玄関を入ると暖炉のコーナーがあります。その上部にかかっている陶板は佐野市に生まれ佐野市で制作を続けた人間国宝でもある田村耕一先生の作品です。古い 園舎のときから壁に埋め込まれていたものです。当園ではその他に耕一先生のご長男の了一氏の作品「呑竜の朝」も新園舎の玄関にかけてあります。現在は耕一 先生のお孫さんにあたる田氏が園児の焼き物の指導に来てくれています。
田村了一作 呑竜の朝
へび
エンゼルと魔女
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