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令和3年度バックナンバー

1月9日(日)カッパと雪の旅へでかけよう!どんな出会いがあるのかな? ~2日目~

2022年最初の活動は水上『カッパCLUB』さんとコラボ企画「雪山遊び」です。1日目はスノーシュー体験。誰も踏み入れていない雪道をゆっくり歩き動物の足跡を探したり、フカフカの雪の上にダイブしたり、そり滑りをしたり…風もなくたくさん遊ぶことができました!雪の中で暖かいお茶と甘いお菓子も食べ、子ども達も大喜び。たくさん遊んだ後は、昨年オープンした温泉でゆっくり温まり、宿泊するコテージに戻りました。寝るところは2段ベットの為、誰が上で寝るか!誰と一緒に寝るか‼など子ども達は大興奮(笑)。NSCも久しぶりの泊りの活動だったので、とても楽しかったです。2日目は苗場スキー場に移動しスノーモービルとスノーラフティング体験をしました!みんな体験後は笑顔で戻ってきて普段経験できないことをたくさん出来た2日間でした!また、夕食のカレーや朝ごはんのパンとスープ、そして帰りには煮込みうどんを用意していただいたカッパCLUBさんに感謝です。ありがとうございました。最後に私大人のスタッフ意外に小学4年生以上はジュニアスタッフとして小さい子のお手伝い、お部屋の準備片付け等たくさん働いてくれました。NSCではこの異年齢の関わりを大切にしています。今回は年長児から中学生そして高校生が参加してくれました。ありがとうございました!

1月8日(土)カッパと雪の旅へでかけよう!どんな出会いがあるのかな? ~1日目~

12月29日(水) もういくつ寝るとお正月?お正月ってこんなにも奥深くて楽しい!~日本の伝統文化に触れよう~

2021年最後の活動は「お正月」をテーマに【門松作り】【お餅つき】【鏡もち作り】【凧あげ】と盛りだくさんの活動になりました!まずは一人ひとりのこぎりを使い門松作りを行いました。友達と協力する姿や高学年のお兄さん、お姉さんは小さい子達に優しく教えたりお手伝いをする姿が見られました。松や南天、水引なども使い、オリジナルの門松になりどれも素敵な門松が出来上がりました!また、お正月と言えばお餅つき!もち米をたくさん蒸してお餅にする前のご飯を食べました。2升5合用意しましたが完食‼搗いたお餅は鏡もちにしました。そして最後は凧作り。今回は簡単にできるビニール凧を用意しました。好きな絵を描いて出来上がりです。当日は外での活動だったので暖かくとても良かったのですが、風がまったくなく凧はあがらず、ちょっと残念でしたが、たくさん走り風を感じながら凧あげもしました!年末年始お家でも遊んでみて下さい。2021年もありがとうございました。年明けは泊りの活動から始まります。来年もよろしくお願いします。

12月11日(土) 自然が生む美しさ!自分だけのクリスマスで冬を彩ろう!【自然と親しみ、友達の輪を広げよう】

気づけば12月も中旬。あと数日すればクリスマスにお正月に、と楽しいイベントがやってきます。ご家庭でも子どもたちはうきうき胸を弾ませていることでしょう。
今日はウインターイベントの代名詞でもある“クリスマス”を彩るための、クリスマスリース作りとちょっとしたクッキングを楽しみました。
リースには本格的な土台を用意しました。まつぼっくり・どんぐり・メタセコイヤなど様々な自然物を用意したほか、鏡もち保育園の周りを探検して自分のリースに飾る材料集めをしたりしました。子どもたちは久しぶりのクラフト活動に夢中で、作成時間はお昼を挟んで午後にまでさしかかり、満足いくまで作成にとりかかっていました。
少しずつ自分の理想を形にできるようになっていて、中には大人が想像もつかない使い方をする子もいて驚きました。どんな年になってもその時にしかできない発想・作り方があるので、ぜひ思い出の一つとして飾ってください☆
午後からは簡単なクリスマスクッキングを楽しみました。一つはクッキーにマシュマロを乗せたゆきだるま、もう一つはホワイトチョコと抹茶パウダー、コーンフレークを混ぜたものでリースやツリーにしたもの。
子どもたちは久しぶりのクッキングにワクワクしている様子で、ゆきだるまの顔をどんな風にするか、どんな風に飾りつけしようか、など考えている様子が見られました!
毎年同じようで違うクリスマス。今年はどんな風に彩られるのでしょうか!今回の活動を経て、期待に繋がるといいなって思います!

次回は12月29日(水)、お正月遊び!お正月になると玄関前に門松が飾られますね。次回は気軽に飾れるプチ門松づくりと、凧あげを楽しみたいと思います!

11月28日 「あ!テレビで見たやつだ!」を実現!秋といえばコレだよね!【実現する力に磨きをかけよう】

11月一回目の活動は碓氷峠で秋の景色「紅葉」を楽しみました。第二回の今回は秋の味覚「焼き芋」を美味しく味わい、秋を締めくくりました。

秋といえばたくさんの食べ物がおいしく実る時期としても有名で、その中でも「さつまいも」は代名詞ですね。昔は庭に集まった落ち葉を使って“焼き芋”をやったりするのを多く見かけましたが、今では住宅街が普通になり規制などで難しくなってきています。
NSC+ではそういった「昔ながら」の伝統を伝えることも大切にしています。今回は奈良渕316のキャンプ場をお借りして、焚火台ではありますが、美味しい焼き芋づくりを楽しみました。
久し振りに火を使った活動に上級生たちは嬉しそうでした。その姿を見て、年長さんや低学年さんもちょっとずつ興味が出て来て、薪集めから薪入れまでを楽しんでいました。

焼き芋をするさつまいもは二種類用意しました。「紅あずま」と「紅はるか」。どちらも甘くて有名なお芋で、どっちが美味しいか食べ比べです。
焼き方も二通り用意しました。「濡らした新聞紙とアルミホイルを巻いたやり方」と「塩水にひたしてから、濡らした新聞紙とアルミホイルを巻いたやり方」。塩水に浸してから焼くと、甘味が凝縮されてねっとりと濃厚な味わいになるらしいので、実験です!
焼き芋に要する時間は大体30分~2時間。お芋のサイズによってバラつきはありますが、握った時に芯が無くなった感じがある頃がようやっとの食べごろです!
子どもたちは「あま~い!」と笑顔を浮かべながら、ほかほかのさつまいもを頬張っていました。外で食べるのも格別らしく、焼き芋屋さんは大盛況!お弁当の前に食べたので、お残しはお許しください・・・。

次回はクリスマス間近ということでクリスマスパーティーやリース作りを企画しておりますので、ぜひご参加ください!

11月13日 芸術・食欲・スポーツ、そしてハイキング……秋がやってきたぞ!【感受性を豊かに育てよう】

今回は足を伸ばして群馬県の碓氷峠へハイキングに行ってきました。冷たい風が吹いていて気候が心配でしたがお日様はとても暖かく、秋らしいちょうどいい気候の中で活動を行えました!
碓氷峠は絶賛紅葉シーズンを迎えていて、美しい赤色や黄色が差す景観が続き、思わず「すごーい!」と声が出てしまうほど綺麗でした。子どもたちは赤や黄色、紅葉になっていくグラデーションを見つけると、「もちかえりた~い!」と言って紅葉狩りにウキウキしているようでした。
碓氷峠の入り口である熊ノ平から、ゴールである鉄道文化むらまでは、およそ6km。大人でも少し疲れを感じる距離ですが、子どもたちは歩き切ることで達成感を感じているように思えます。「まだ~?」なんて声も聞こえましたが、そこはクラブパワー!歌をうたったり、おしゃべりをしたり、楽しい雰囲気の中で歩くことを楽しみました。
お昼を食べた碓氷湖では周径2kmの公園を探索したりもしました。その中でガマという不思議な植物を見つけ、中身の綿毛を飛ばして遊んだりしていて、秋らしい自然遊びを楽しめたのではないかと思います。
ここまで壮大な紅葉の景色はなかなか見ることができません。その年の気象や時期などタイミングが合わさってこその景色だと思います。感性が豊かに刺激されるいい機会ですので、お時間が会えばぜひ皆様にも足を運んでもらいたい場所です☆

10月31日 合言葉は「トリック・オア・トリート」!おねだり上手は誰だ!?【社会性を磨き上げよう】

10月31日はハロウィン!せっかくなのでNSC+で盛大に楽しんじゃおう!ということで、今回はみかも山でのハロウィン・パーティーを開催しました。
子ども達は朝からはりきった仮装でルンルン♪その時まであまり話したことのなかったお友達に「それって魔女?」「オバケかわいいね」など話す声もちらほら聞こえました。
子どもたちには「今日はハロウィンなので、オバケにお菓子をもってくるようお願いをしてきました。」と軽いジョークを挟みながら、ハロウィンのお話をしました。お菓子をもらえることに目をキラキラさせて、合言葉を忘れず、お菓子を大量ゲットしようね!と息巻いているようでした。

みかも山の南口から始まり、ぐねぐね曲がった坂道を上り、一番目の東屋・わんぱく広場・冒険の砦の各ポイントに隠れるオバケ(スタッフ)を探し、お菓子をもらいに歩きまわりました。途中ですれ違うフラワートレインやお客さんに「ハッピーハロウィーン♪」とご機嫌に挨拶までしていて、子ども達の気持ちは最高潮!

あっという間に三点のポイントを回りきり、袋いっぱいにお菓子をもらえた仲間たち。おやつタイムの時に食べるのかな?と思いきや、帰りまで大事にとっておく子がとても多かったです。どうやらお家で独り占めをしながら、美味しくいただくようです…☆

その後はみかも山をたっぷり探索。冒険の砦や長いトンネルすべり台、わんぱく広場。ひんやりと冷たい気温だったにもかかわらず、子ども達の顔には汗がたっぷり流れていました。
その中で見つけたのが、違う学区・違う学年の仲間たちが同じ遊びを楽しんでいる姿が目に入りました。縦の繋がり・横のつながりに隔てがないのが、NSC+の良い所です。その子自身の友達の輪が広まって、友達の繋がりが心地よいなと思える場となれているのかなと思いました!

みかも山の木々も少しずつ紅葉がはじまり、赤や黄色みがさしてきてとても美しい景観となってきています。もう少し秋が深まりましたら、紅葉狩りにぴったりな場所になるかもしれませんね!

10月16日(土) 僕ら自然の探検隊!何が見つかるかな?~自然体験、探検活動~

約一月におよぶ緊急事態宣言がようやく明け、NSC+後期第一回目の活動は、NSC+のネイチャー部門というべき自然活動!
現在アソシエグループが建設を進めておりますキャンプ場は、元マリアージュ仙水の裏手の雑木林を切り開いて造られます。今日はそこへお邪魔して、NSC+のホーム拠点となる予定地の探検に行ってきました。
そこは佐野市の街中というのも忘れてしまうほど自然に囲われた場所で、ちらついていた雨がほとんど感じられないほど草木に覆われた場所でした。数種類のどんぐりやセコイヤの実など様々な木の実が落ちていたり、茂みにはバッタや幼虫など昆虫が隠れていることもありました。
今日はとことん自分の好きな遊びを楽しもう!「何から遊ぶ?」「どんぐり拾いたい!」「野球しよう!」そんな会話が絶えず聞こえ、気温が低いにも関わらず、子どもたちは汗をかくほど遊びこんでいました。
午後には森の整備を一手に引き受けている溝越さんが、“枝卸(えだおろし)”という技術を見せてくださいました。森に植わっている木のほとんどはヒノキの木で、ヒノキというのは上にいくにつれて細く育つ硬い木なので、人の手で低い所の枝は切っていき、節目から腐っていくのを防ぐそうです。子どもたちは「どうやって上の枝を切るの?」「どんな機械を使うの?」と質問を投げかけながら溝越さんの枝卸を見ていました。枝卸は一本梯子を伸ばして使い、のこぎりで切っていきます。溝越さんの体を支えてくれるのは、腰と木を繋ぐロープ。「これが命綱です。これがあるから安心して仕事ができます」と教えてくださり、小学生のお友達は食いるように聞いていました。
どんな風に森が大切に整備してもらっているのか。子どもたちはそれを感じながら、午後もはりきって、かつ木や枝を大切にしながら遊んでいるようでした。

次回はハロウィンパーティー!今回の活動は盛大に、みかも山で行いたいと思います。仮装して隠れているスタッフを見つけて「トリックオアトリート!」と魔法の言葉を言って、おかしをもらいたいと思います。
こういった時期だからこそ、楽しいイベントを思いっきり楽しみたい!そんな思いから生まれた活動ですので、ぜひ子どもたちも、仮装して参加してくださいね♪

8月7日(土) 川の魅力と浮力の不思議…遊びの中で学ぶ面白さ!【考える力と実現する力を育てよう!】

台風の影響で天気が変わりやすい一日でした。少し雨がちらつきましたが、NSC+はそんな天気(自然)も愛します!雨量や風の強さ、川の冷たさを判断して、活動をすすめていきます。

本日は川遊びの中で、いかだ作りを楽しみました。大人も子どもの頃に一度はあこがれた“いかだ”…みなさんならどんなものを想像しますか?
いかだの材料は色んなものを用意しました。竹、風船、ペットボトル、タイヤのチューブ。子ども達はその中でベースとなる素材を選び、大人やジュニスタ(小学5,6年生)の知恵を借りながら、いかだ作りの中で“浮力”について触れました。

人が乗るにはどう作ったらいいのか。は教えませんでした。安定した船を作るためには、どんなものが必要なのか。こうしたら土台がバラバラになって人が乗れない、ではどうしたらいいのか。それを作って遊んで、その中で“試行錯誤”してもらいたかったからです。
失敗してもいい!何度だってやってみよう!それが今回のテーマでした。

活動の中では面白いアイディアが出てきました。竹を使ったチームからは、「竹の周りにペットボトルをつけたら浮くんじゃない?」と。タイヤのチューブを使ったチームからは、「チューブがバラバラになるから紐で結んだらいいんじゃない?」など。子ども達は持てうる限りの知恵を出し合って、一生懸命考え、理想を実現していっていました。

現代の子どもは物に恵まれた生活を送っていることも多いせいか、「できない」「できなかった」で済ましてしまう子が増えています。「できなかった、“じゃあどうしよう”」と、諦めないポジティブ思考が持てるように、NSC+では「失敗してもいいんだよ!」「とりあえずやってみよう!違ったら次考えよう!」と励ましながら、子ども達の背中を押しています。
そういった姿勢が、いつまでも大切にできるといいなと、日ごろ思っています。

8月1日(日) NSC+×カッパCLUB=ワンダフル!~ラフティング体験~

7月11日(日) 自然の中で発見しよう!探検家にきみはなれるかな?【探求心を育てよう!】

本日は飛駒町にある根古谷森林公園へ行き、大自然の中で思う存分学ぶ(あそぶ)ことが出来ました。今日は全員が探検家になり、オリエンテーリングを行いました。鍵のかかった宝箱を開ける為、パン・D・ロジャーの宝の地図を見つけたキャプテン・マオ(魔王)は小さな探検家たちに指令を出しました。「この地図に記された場所へ行き、宝のカギの在処に繋がるキーワードを集めてくるのだ!」指令を聞き「やったー!」「かんたんじゃん!」「すぐみつかるよ!」と今すぐにでも飛び出していきそうな様子でやる気満々!各チームで探検家気分を味わえるように普段はリーダーと呼んでいるグループリーダーも今日は『隊長』です!グループ全員で地図や写真のヒントを基にキーワードを集めていく小さな探検家たち。簡単かと思っていたキーワード集めもなかなか進まず、苦戦する姿も見られました。「あっちじゃない?」「ここにいってみようよ!」チーム全体で輪になり、地図を見ながら話し合う探検家たちはチームの絆がどんどん深まっているように感じました。隊長が「ここの木は写真と一緒じゃない?」「こっちに写真と同じ看板があるよ!」とチーム全体に伝えると周辺をくまなく探し手際よく見つける様子はまるでトレジャーハンター!「あったよ!」「みつけた!」と発見や喜びを仲間と一緒に共有する楽しさも十分に味わえたかと思います。鍵を無事に見つけ、宝箱を開ける瞬間のキラキラと輝かせた目は見てるこちらまで嬉しい気持ちになりました。自分たちの力で指令を達成し、手に入れたお宝(お菓子)はきっといつも以上に美味しく感じた事でしょう。これからも縦の繋がりを大切にした活動を取り入れていき、仲間の存在を感じながら全力で学んで(あそんで)ほしいなと思います。

6月26日(土) 海の生き物たちとかくれんぼ!きみは見つけられるかな?【知的好奇心をどこまでも広めよう】

台風の声がちらほらと聞こえてくる中で、降水確率0%という奇跡を起こしたNSC+!前期の目玉活動である磯遊びは、清々しいお天気の中、気持ちよく楽しむことができました。
ちょうど仲間達が平磯海岸に着いた時には、干潮真っただ中。ごつごつした磯場は前に、あえて「○○がいるから探してごらん」「こういう所にいるんだよ」とは教えません!まずは自分から海に親しんでみる。それが大切だと考え、あえて「行っておいで!」「遊び行くぞー!」としか声をかけませんでした。
年長さんは手探りしながら恐る恐る海へ。しかし何度か来たことのある上級生の姿を見て、「どこを覗いてるんだろう?」「何を捕まえたんだろう?」と興味を示す姿が見られました。自然と「教えて」とは口にせずとも、上級生の背中をみながら、見よう見まねで岩陰を覗いていました。
時間が経つにつれてコツをつかんだ仲間達は、マダコ(ここ数年は見かけたことがありませんでした!)・イトマキヒトデ・クモヒトデ・アメフラシ・バフンウニ・ムラサキウニ・ウミソウメン(アメフラシの卵管)などを見つけられるように!
こんなにも間近で海の生き物と触れ合える機会はそうありません!それが磯遊びの魅力で、この時期ならではの活動です。始めは海で泳ぐと思っていた仲間も、帰るころにはすっかり生き物の魅力のとりこになっていましたよ☆

6月13日(日)色が染まる不思議!模様が出る不思議!オンリーワン・ブックカバー!【新しい体験に興味を持とう!】

第三回目の活動は「染め物体験」!街中ではじっとりとした暑さでしたが、アルス自然教育園の中にある木陰はひんやりと冷たい風が吹いていて心地よい気候となりました。
かねてより子どもたちに書いてもらっているNSC+ノート。今日はそのノートカバーを染め物で模様をつけて手作りしました。

染め物といえば藍染め・草木染めなどが思い浮かびますが、今日は身近にある素材……家庭で一度は排出されるだろう素材「たまねぎの皮」を使って染め物体験を楽しみました。
自然物を使った染め物というのは意外と奥が深く、単純に色を出して布を浸しただけでは色はつきません。前準備が必要です。
①布についた糊や細かいゴミを取り除くために、煮沸して洗う。(沸騰してから10分ほど)
②自然物の色が着色しやすいよう、たんぱく質を布に含ませるために豆乳に浸す。(10分ほど)
③冷水でさっと洗い、ゴムで好きなように模様をつける。
④たまねぎの皮を排水溝ネットに入れて、お湯で煮る。(20分ほど)
⑤色が出たら縛った布を煮る。(10分ほど)
⑥たまねぎ汁から布を上げ、ゴムを外す。ミョウバンを溶かした水に浸して、色と模様が落ちないよう着色させる。(10分ほど)
⑦乾かして完成。
この手順で行いました。すべて家庭であるもので行えます。

子ども達とは「たまねぎの色ってどんな色だと思う?」「縛ったらそこだけ模様が出ないんだよ」と少々いじわるな質問をしつつ、子どもたちの発想を聞いてみました。
「たまねぎ……白じゃない?」「緑だよ!中そうだし!」
「二つ縛ったら二つ丸ができる…はず!」「こう縛ったらななめになる?」
子どもたち自身が考えながら、答えにたどり着く。体験がテーマであるNSC+だからこそできることだと思います。そういった力をぐんぐん育てて、スマホやパソコンに頼らず、発想・体験・実感の三拍子を大切できる子に育ってほしいなと思っています。

お昼にはラーメンを提供しました。麺とスープは「島田製麺」さんから。チャーシューは「アメノオト」さんから。とても美味しい佐野ラーメンに子ども達は「おいしい!めっちゃおいしい!」と言って何度もおかわりしていましたよ♪

今回チャーシューを提供してくださった「アメノオト」さんは、活動で使った「たまねぎの皮」の提供もしてくださいました。子ども達にチャーシューの食レポを聞いて、興味がありましたらぜひ足を運んでみてくださいね!


次回はいよいよ前期の目玉活動の一つ、「磯遊び」!
海の干潮満潮を感じながら、岩陰に隠れた生き物探しを楽しみたいと思います。場所は茨城県の平磯(くじらのだいちゃんの近くです)。
なかなか出会うことのできない生き物との触れ合いや、海の不思議との遭遇。様々な体験を楽しめますので、ぜひご参加ください!

5月29日 勝利のカギは、なかまの力!きみは一人じゃない!【チームのきずなを深めよう!】

NSC+第二回目の活動は、渡良瀬遊水地の広大な草原地にてレクリエーション大会でした!そして旬の木の実を使った美味しいおやつも☆

渡良瀬遊水地は広々としているだけでなく、様々な植物や鳥が観察できます。今回おやつに食べた「桑の実」もその一つです。桑の実をならす桑の木は別名「どどめ」と古くから呼ばれ、河川敷に植わられたといいます。深く根を張らせる桑の木は川が氾濫した時に決壊を防ぐことができるのです。
子どもたちに「桑の実って知ってる?」と聞くと、多くの子どもたちが首を横に振っていました。ここは遊んで学ぶNSC+。あえて答えは教えず、「じゃあ桑の実ってどんなのだと思う?」「色はどんなのだと思う?」といじわるに聞いてみました♪すると子ども達からは「きみどりいろだと思う!」「ちっちゃいんじゃない?木が小さいの多いから」なんて声が!子どもの発想ってユニークで面白い!
しめしめと思いつつ探検していると、一般客の方が何かを拾っているのを発見。子どもたちと一緒に「何を拾っているんですか?」と聞くと「桑の実だよ」と親切に教えてくれました。子ども達はこれだー!と一生懸命に拾おうとしますが、目に入る桑の実は紫っぽい黒色と赤色と黄緑色。どれを拾うのかな?と思って見守っていると子ども達は赤色を摘んでいました(赤色は熟成前で渋い味がします)。
「何色拾ってるか聞いてみたら?」とこっそり伝えると勇気を振り絞って親切なお客さんにもう一度聞いてみます。お客さんは何も言わず微笑んで、子どもにそっとおいしそうな桑の実を握らせてくれました…。紫っぽい黒色でした。
子ども達は木の枝から一生懸命摘みます!摘みまくります!手の届かない所は園芸棒で叩いて、落ちてくるのをレジャーシートを広げてキャッチ!晴れ時々桑の実、そんな天気でした~。

戻ってきてからは涼しい木陰でお昼を食べました。食べ終わった子から自由活動に入りました。フリスビーやボール、バッドとボールを持って広場へ駆け出す子どもたち。中にはスタッフとちょっとした探検に出た子もいるようです。おやつを食べてもいいし、お昼寝をしてもいい、NSC+ノートを描いてもいい。自由気ままな時間を、それぞれ楽しみました。

その後は、いよいよチーム対抗のレクリエーション大会!ウォーミングアップに魔王による円陣ゲーム、イカゲーム、キャッチ、アブラハムの子などを楽しんで体を温め、そのあとはパンダによる丸太ゲーム、王様じゃんけんを楽しみました。
大人の力も時々借りながら、勝つために話し合う子どもたち。大切なのは、いかに仲間たちと話し合えたか!「こういうのはどう?」「ぼく、こう思うんだ!」自分の発想や気持ちを出すのってきっと勇気が要ると思います。それを気兼ねなく出せる子になるといいですね!

次回は6月13日【色が染まる不思議!模様が出る不思議!オンリーワン・ブックカバー!】ということで、NSC+ノートのブックカバー作りで染め物を行います。ぜひご参加ください!
何を使うかは来てからのお楽しみ♪(ヒントは必ずご家庭で出る物です)

5月16日 あつまれ!NSC+のなかまたち!はじめまして、きみの名は?【なかまの作り方を知ろう】

今日は記念すべき令和3年度初めのNSC+の活動日でした。自然いっぱいのアルス自然教育園は子ども達にとって自由かつ刺激的な時間をくれます。
年長さんにとっては初めて親元を離れて、知らない環境へ一歩足を踏み出した瞬間でしたね。はじめは緊張で顔が強張っていたり、だれを頼っていいものか…と不安げな顔が見えました。しかし昨年度から参加している仲間達の朗らかな雰囲気に包まれ、少しずつ笑顔が見られるように!「〇〇したーい!」「これしてもいい?」と少しずつ自分の気持ちを伝えられるようになってきました。

午前中は初めてのクラブ活動だったので、令和3年度のなかまたちで「クラブの輪」をつくるための、ミニゲームを楽しみました。「だるまさんゲーム」「でんせんゲーム」「じゃんけんれっしゃ」…身一つあればできてしまうお手軽ゲームです♪始めこそは動きが硬かったものの…少しずつ負けず嫌い精神が出て来て、みんな“全力で遊んで”いました!
少し雨がちらつき、今度は室内で息抜きに「ハンカチ落とし」と楽しみました。意外と小柄な子が有利なこのゲームは白熱し、小学5年生に打ち勝つ年長さんまで!にこやかなムードへなった所で、みんなでお昼に「やきそば」を頂きました。

午後は午前中に組んだチームで、火起こしやプチクッキングを楽しみました。火起こしは教科書などで見る「火起こし器」を使って“マッチ”や“チャッカマン”を使わない火起こしに挑戦!これがなかなかテクニックと絶妙な力加減が必要で、大人よりも子ども達の方がコツをつかむのが早かったです…!煙が出てくる所までできるようになったので、次は麻に種火を入れて火をおこす所を目標にしていきたいですね。
それからはアルス自然教育園を自由散策を楽しみました。小高い山を登って長い滑り台を駆け下りたり、グラウンドで鬼ごっこをしたりなど、わんぱくに“全力で遊んで”いました。

今年から掲げたシンボルワード”全力で遊(まな)ぼう”は、子どもたちがのびのびと遊びながら、経験として学んでいってほしいという思いが込めらえています。今日は遊びの中で“ともだちと触れ合う、なかまを作る”という所を自然と経験できたのではないかと思います。
遊びの中で自然と打ち解け、友達になれる……そんな風な子に育つといいなと思っています。

次回は5月29日(土)に渡良瀬遊水地で、今回組んだチーム対抗のレクリエーション大会を行いたいと思います!広々とした芝生の広場でのびのびと”全力で遊び”たいと思います。
それからこの時期になると渡良瀬遊水地には「桑の実」というベリー系のものが美味しく実る時期です。それも積みつつ、おやつとして食べたいと考えておりますので、ぜひご参加ください!

その際、本日お配りした「NSC+ノート」の持参もお忘れなく♪
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