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その他

あなたは何を優先するのか

私立幼稚園の良さはいろいろな園があることです。公立の園に比べ特色や個性があるということでしょう。故に選ぶのが大変、迷ってしまうとなるのです。そうしたときには選ぶ優先順位はなにかを確認する事です。園の教育方針や内容。先生方の様子や雰囲気。給食の有無や内容。納付金。園の規模。通園バス。保護者の評判。などがその一般的な項目です。また迷ったときには何度も通ってみることをお勧めします


 あなたはサービス型、それとも共生型?
幼稚園はふたつのタイプに分かれつつあり ます。それは「なんでも園でやってあげますよ。あなたのお手はおかけしません」というサービス型の園と一緒に子育てを楽しみましょうという共生型の園で す。共生型の園は「気楽に幼稚園に父母も来てほしい」「できる範囲でできることをしてみませんか」というスタンスです。昔のPTAのように義務で出席を押 しつけるようなものは共生型とは呼びません。子育てには連帯と感動が必要だと思っています。私は親にとっても子供にとってみると共生型の園が今必要な時代 ではないかと思っています。あなたはどちらを選びますか?

自由保育がいいの? 一斉保育がいいの?

あの園は自由保育よ」「一斉保育じゃないの」こんなお話をよく耳にします。ちょっと待ってください「自由」の反対は「制限」ですし「一斉」の反対は「個別」ですからこの対比は実はおかしなものです。一斉にしたって子供は自由感をもってすることが大切です。また紙芝居は一斉でみると楽しい。絵本は個別に読むときもある。つまり言いたいことは自由保育、一斉保育という名前のタイプが園にあるわけではないということなのです。このようなタイプ分けはわかったようでわかっていないことになります。言葉に惑わされずに内容をよく見る(聞く)ことをお勧めします。

園からの手紙をチェック

専門家なら園からどんな手紙が出ているかでその園の保育内容や姿勢が想像できます。
園長先生からの具体的な子供の姿が発信されている園は園長が子供のことを見ていますし、、先生に指導を細かくしていると思われます。
また、今月の「ねらい・内容」や今期の「ねらい・内容」と言ったものが提示されている園は、その時期ごとに子どもに育てたいことを押さえていると思います。
クラスだよりなどの手紙は子供をよく見ていないと書けないものですから特に大切です。
そのほかにも情報を保護者と共有するという視点から、多く出されている園のほうが良いと思ってください。

保育料の違いは

私立幼稚園は保育料がまちまちです。また、教材費や行事費、暖房費、絵本代等が保育料の中に含まれている園もあれば、別途に徴収する園もあります。保育料は安いが細かくいろいろな経費を徴収さ れたと後でぼやかないですむように事前にしっかり調べておくことです。教育にはお金がかかります。教材ひとつをとっても与えたいと思えば思うほど実際経費 がかかりますし、この程度でいいだろうと思えばそれまでです。また園の規模においても違いがでます。クラス人数が35人で運営する園とクラス20人の園では違います。教員の経験と人数によっても違います。どちらにしても保育料の金額そのものの比較ではなく、施設環境や保育内容・教材の使い方・保育者の配置等を考慮しての比較が肝心です。


学区外の幼稚園でも大丈夫
幼稚園が学区外ですと小学校に進学したときにお友達が少ないのではと心配する保護者の方は多いようです。その心配はよくわかりますが、育てるべきは知らない子の中にも入っていけるような、人とかかわる力だと思います。その力を育んでくれる幼稚園を選ぶほうが子どもの為だと思います。またその心配は子どもが持つというより、保護者の方が強いようです。

雪の日の対応

関東圏内は雪は滅多に降りません。なのでいったん雪が降ると交通が乱れますし、事故も多発します。園のバスも運行に危険がともなうことも出ます。ただし、この地域の雪は大変貴重な教材であります。幼稚園での雪遊びは雪合戦、雪だるまづくり、などですが、友達と一緒の雪での活動は大切です。園児の安全確保は勿論図りながら、こうした貴重な体験を積極的に行う強い意志が園にあるかが問われると思います。
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