本文へ移動

園長ぶつぶつ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

時代は移る

2017-11-01
 いまやこうしたホームページや、ライン、ツイッター、インスタグラムなどの媒体は誰でも何処でも見られるようになったようです。それ以上に発信元が新聞やテレビというマスメディアだけのものでなくなったのは、大きな革命だと私は思っています。(最近では代議士の暴言を公表だけではなく広げるような人もいるほどですが)そういうことさえ可能な時代、ものになったということです。ツイッターなどでよく炎上などということを聞きますが、まあその良い面は一般の普通の方が自分の意見を素直に述べられるということでもありましょう。(付和雷同の要素も無きにしもあらず)
よく、呑竜のホームページはなんでも載せてあるね!と言われますが、世には紙の媒体もあるようですが、多くの事を園の関係者以外にも市民の方に知ってもらいたいと思っているからこの媒体を充実させています。
 
そうした意味でうちのホームページが60万回の大台に乗ろうとしているのは脅威的な事でしょう。園で起きている事、またはそれに関わる解説などをこれからも出して行きますよ。多くの真実をお知らせすればそれが多くの皆さんのものになるし、貴重な判断の材料になるはずです。この媒体をそうしたものにすることが今大事なことのようです。


 

大事にしたい自分で考えること。

2017-09-01
世の中の動向として自分で考えない人が増えています。自分の好みでなく売れ筋商品を買ったり、ネットで評判を聞いてお店に入ったりする現象です。制服が良いという理由に朝着るものを考えなくてもいいというのがあります。吞竜幼稚園の卒園生はそうでない人を求めています。「いろいろ考えてね!」が園長の口癖です。自分というものがあることが、これからの時代を生き抜くキーワードだと思います。運動会のテーマが決まりました。最初「自然運動会」と出しましたが(これは先生達の発想ですが)それでは分かりづらい、子どもの考えが出ない!ということで、「おひさま運動会」になりました。1ヶ月間子供たちの発想がどうでるか。お楽しみです。園やクラスで何か決めてしまえば簡単でいいでしょうが。そんな事をするほど創造性の教育は甘くはありません。言われて何かをそつなく、均等にすることは仕事なら大切な時もあるでしょうが、教育という場所ではだめです。それでは子供が小さくまとまってしまい、何かをこなすことが上手くなるだけです。園の求める子ども像の中に「とらわれない心で創造できる子」とあります。その為にも自分達で考えるその癖を付けてあげたいものです。常づね教育の場は「試行錯誤」が許される場であるべし!と言っています。つまり失敗もいいのです。そして子どもによって違いがある。クラスによって同じでない。ことを良しとしましょう。昔家族の運動会をしました。そこでは家族で入場行進をしました。その多種多様さは楽しかったです。この頃は団結をメインとしてクラスカラーを出していますが、(それもいいと思っています)どうぞそんな時もあるくらい、個々の思いが反映できるものにしましょう。
 
先生も、親も含め準備が早い事をいいとは思いません。毎日変わるそんな発想の自由さを大事にしたい。そうそれでいいのです。近いので運動会のことを例に出していますが、幼稚園という場が子供たちを育てる場である以上、こうした根本的な対応は間違ってはいけません。
その上で、皆で合わせたり、同じことをしたりできるそんな能力も付けてあげたいですね。これまた自分以外の人の中で生きていく大事なことです。この頃礼拝の最後、真夜中くらい静かにいられる時間(静かな時間と言います)は3歳児も含め上手になっていますよ。咳払いもしない けなげな姿を保護者の皆さんにもお見せしたいですね。

幼稚園選びのポイント

2017-08-01
幼稚園は選べます。じっくり見て話を聞いて子どもにあったところを選んでください。
(こども園・保育園の2号認定は園は選べません。希望は出せます)
 
①園の子ども観・保育観をまず聞いてください。
難しい言葉ですね。つまり子どもをどう見るか。そして保育をどののようにしていくかということです。子どもは凄いことを思いつくもの(これは子ども観です)子どもは何をしでかすか分からない(これも子ども観です)子どもは失敗から学ぶ(保育観)子どもはびしびし仕込むもの(これも保育観です)つまりそこにいる保育者・園長の子ども観や保育観で子どもへの接し方が変わってくるのです。だから保護者とこれらがあまりに違うと親も子どもも不幸です。
 
②子どもに選ばせる。
小さいけれど子どもはその眼力があります。子どもが面白そう!と思うところは大切な要素です。何も言わず子どもを遊ばせて見てください。わかります。
 
③保育者の数と幅
一般論ですが、保育者の数は多いほうがいいです。そして独身者、ママ経験者、男女、年寄り いろんな人がいるほうがいいです。
 
④近いと便利 
なににつけてもです。
 
⑤保育料も大事。
所得や子ども数において補助金の就園奨励費がでます。これは今増えています。そこも調べましょう。
 
⑥清潔
清掃の行き届いた園が、保育も行き届きます。
花が無ければ保育は潤いがありません
 
⑦情報量
ホームページを見られる。先生が子どものこと話してくれる。通信物で細やかに知らせる。いつ行っても園に入れる。園の手伝いは望むとできる。など子どもに多くかかわれることが大事です。それを面倒だと思う人は、一概には言えませんが後に(子どもが大きくなって)面倒なことが多いようです。
 
大事な3年間、4年間を失敗しないように賢く選んでください。

幼児教育で大切なこと

2017-07-06
年のせいでこの頃いろんな役が回ってくきますね。でも昔から大事な事は言わなくてはならないと思っていました。そのひとつは、「親がやらねばダメです!」ということ。これ昔から言っていましたね。何年か前、文科省の子どもの体力や運動の技能が落ちているのでどうしたらよいか?みたいな調査研究を霞が関でしたことがあります。対象のチーム・学校とそうではないところの比較を全国でしました。いろいろありますが、例えば親が身体を動かさないと子どもも外に出なくなる。運動の力が落ちる!という結果がでたのです。それは当たり前ですがね。本を読んでいる家庭もそうですね。絵本が好きな子は親も好きなものです。この頃みる体操競技や卓球などの親は早期教育してますね。ついてくる子も偉いが、そういう環境が強くしたみたいなことはあるようです。そこまで行かなくても、私が言いたい事はこうです。何をするにしても親が楽しそうにすることがその事を好きにする一番大切なことです。うちのキャッチフレーズの「親も楽しい幼稚園」とはそこから来ます。お祭りはやる人、見る人が決まっていないです。それなりに全員参加です。30年位まえ若いころにお祭りのような全員参加の運動会が幼児には必要です!と関東地区の幼稚園の研究大会で言いました。若気のいたりで国体のような運動会は幼児には似合いません!と。まあその考えは今でも同じですね。今も思うのは、どうぞ全てのことを保護者の皆さんも楽しんでください。そうすれば子はやるのですよ。誰が生徒か先生か♪のメダカの学校になることが、これからの教育です!呑竜のやり方だと思ってください!

小さな子こそ豊かに

2017-06-06
僕は大学でこれから保育士になる人に、応答的環境がどれほど大事かと言う事を言っています。赤ちゃんはまだ分からないから!答えないなんて最低のことですよ。とも言っています。そう小さな赤ちゃんは何でも分かります。返してあげるのです。「アー」と言ったら目を見て「アー」と返してあげましょう。即座にします。時間が経ってはダメなんですよ。すると段々この人は返してくれる人だ!存在だ!と認めてくれるのですね。嬉しい事ですね。ちょっと学歴ある人が、言葉は耳から覚えるなんて聞きかじり、フランス語や中国語のテープを聞かせて赤ちゃんのとき育てました。なんて自慢そうに言っていました。でも言葉は応答的でないとただの雑音なんですね。写真は1歳児が散歩の途中犬にあったときのものです。犬を見て、ワンワン と触る子ども。そこで先生が「犬、可愛いね」というからその動物が犬(イヌ)とわかります。テープではこうはいきません。言語の発達だけではないのです。土や砂を知るには自分の手が大事です。頭で土や砂を知るわけではないのです。乳幼児期の育て方で人生が決まるとは言いませんが、僕はかなり大きな影響力があると思っています。だからこの仕事をしているのかな?まあ、そのことはともかく小さい子こそ豊かな環境を与えてあげたいと思っています。早くから勉強ぽいことをしていると「教育」なんて僕は思っていません!
TOPへ戻る