園の姿から
なぜ環境による教育とはたとえば?
2019-04-27
兎って暗い穴に入っていてなかなか出てこないのです!知ってましたか。この子達はそれを知っています。やっと出てきた兎さんを捕まえたからです。かわいいけれど深い穴をほる爪が長いことを兎から学びました。ふさふさの毛ではありません。こうした学びが兎を飼育する環境のなかから生まれます。でも兎さん可愛いな!ということを感じている子もいるのでいいのです。蛙の重なりは何でしょうね?大きな蛙は卵を産んでいます。これがみんなオタマジャクシになるのです。大きな驚きと不思議を感じる子どもたちです。裏においしい実のなるイチジクの木があるのをご存知かな?子どもたちはまだ知りませんが、もう少したったら教えてあげたいと思っています。こうした身の回りの環境が子どもの知識につながってくるばかりでなく、お母さんのたいへんさ、実のなる木への興味や有難さなど、子どもによって違いますが、血肉になっていく教育法を幼児期はとるのです。小学校や中学校の教育法でないことがおわかりですか?ここが大切なところで、今国はこのことを一生懸命広めています。しかし日本の教育に対する思い込みは、先生が前で何かを教えてくれる。そんなイメージが強く苦心しているようです。
幼児教育は環境による教育です!
2019-04-21
今年度の園長ブログは、幼児期の教育について写真にてお話していきたいと思います。と言いますのも今年度から佐野短期大学の教授になったものですから、分かりやすく幼児期の教育と言うことに言及していくのも仕事と考えるからです。足利短大には平成8年より佐野短大にも平成17年より講師としていました。うちの先生達の多くは大学での教え子でもあります。折あればお話してきましたが、ここではそうしたテーマで話していくことにします。大学生、それも保育者をめざす学生にはこう聞きます。
あなたの目指す幼児教育の小学校や中学校との違いは、なんですか?最初の答えは「幼児教育とは環境による教育である」ということです・幼稚園の子は教科書を持ってきませんね。それは幼稚園にある全てのものが、教科書になる。いえそれ以上であるからです・もし教科書みたいなものを、(ワークブックのようなもの)主にしていたらそれは違うのです。写真は登っても怒られない木、綺麗な大輪の花、いっぱいいるおたまじゃくしです。それらは環境!いえ子ども達を育てる大事な教材であります。以下これから説明していきますね。